食事中のしぐさで百年の恋も冷める
現在シングルな人に対して「恋人にしたい人の条件」といったことをアンケートをとると、決まって高いランクに入ってくるのが「食事のマナーができている」ということです。
この場合の食事のマナーというのは、何もフランスの高級フルコースや和食懐石を完璧にこなすことができるというような難易度の高いことではありません。
ごく簡単にまとめれば「キレイに食べることができるか」ということで、一緒の席で食事をしている人に不快感を与えずにものを食べることができるかということが問われています。
食事のマナーについてはポジティブリストではなくネガティブリストで判断をされるようになっており、これだけはダメというNG行為がなければまず平均点以上とみてもらうことができます。
具体的なNG行為としては「クチャクチャ音を立ててものを噛む」「口いっぱいにものを入れて食べながらしゃべる」「箸やナイフ・フォークなど食器の使い方が明らかにおかしい」「舐め箸、寄せ箸、刺し箸など箸のマナーを知らない」といったことがあります。
食事のマナーというのはその人の育ちの良さにかなり密接に直結してくるものなので、もし子供のときに両親などから教えられて来なかったという人も、社会性を身につけるという意味で大人になってから自分で勉強しなおすようにしましょう。
お店での振る舞い全てが見られています
ものを食べているときのマナーも重要ですが、それと同時に男性としての振る舞いを求められるのが店員さんへの接し方です。
女性がデート中の男性に失望する瞬間としてかなり多く挙げられるのが「偉そうに店員さんに指図する」ということがあります。
自分が好きな人やこれから親しくなりたい人に対して優しくしたりおだてて持ち上げるということは当たり前ですが、案外自分の立場が上になったときに他の人にどう振る舞うかの方がその人の本質的な性格をよく示します。
飲食店などで店員さんに偉そうに振る舞う男性にありがちなのが「こっちは金をはらってやってるんだから当然」「偉そうに振る舞った方が男らしい」といった大きな勘違いです。
残念ながらそうした勘違いは多少なりとも人を見る目がある女性からはドン引きをされてしまう振る舞いです。
一流のお店を利用するときには、お客の方にも一流の振る舞いが求められるというのが本来の飲食店のありかたとなりますので、料理の価格が高いレストランに行くならより一層スマートな振る舞いを心がけるべきでしょう。
エスコート上手な男性はかなりのポイントアップとなるので、できるだけお店のスタッフさんを味方につけ気持ちよく食事ができるようにしていってください。