ワンポイントでコーデに差をつけるニット帽
ファッションにワンポイントを加えたい時に便利なのがニット帽です。
あまり帽子は似合わないので好きではないという人も、ニット帽であれば自然にかぶることができます。
ニット帽はカジュアルスタイルに加えることでぐっとおしゃれになりますので、ぜひワンランク上のコーデを目指す人に使ってみてもらいたいです。
まずニット帽の種類ですが、最も多く使用されているのがシンプルなタイプで、「ワッチ」「ビーニー」と言われています。
これはそのまま頭をすっぽりと覆うタイプの帽子のことで、基本的に飾りはなく単色のものが多いです。
次にちょっと大きめのニット帽として「正ちゃん帽」というものがあります。
これは頭頂部にボンボンがついているもので、大正時代の人気漫画「正チャンの冒険」で主人公が使用していたことでそう呼ばれました。
男性向けに頭にぴっちりとした薄手のタイプの帽子としてあるのが「イスラムワッチ」です。
これは普通のワッチと比べてサイズがタイトで、頭に浅く被るところが特徴です。
それとあまり男性では使用されませんが、耳の部分まで大きく覆って頭頂部や耳を覆った部分の先にボンボンがついていたりするものもあります。
始めて購入する場合には、その季節のワッチを購入してみるのがよいでしょう。
ワッチにも「サマーニット」としてコットン製のものがありますので、防寒用と使い分けてみるのも良いですね。
基本はおでこから後頭部までを斜めに被る
ニット帽の選び方ですが、ワッチタイプの場合は頭の大きさや色などあまり厳選しなくても十分使いやすいので好きなものを選ぶとよいでしょう。
無難なのは黒色や白色ですが、季節によって流行があるので、コーディネートと合わせて青や黄色などを使ってもよいものです。
かぶり方はいろいろ種類がありますが、基本的には額から後頭部中心くらいまでを覆うようにしてかぶります。
深めにかぶってもよいですが、顔色をすっきりと見せるならわざと浅めにして顔を広く見せるのもコツです。
このとき注意をしたいのが前髪は出さないようにし、耳も見せておくということです。
前髪はわざと出すかぶり方もありますが、ちょっと前髪が見えてしまっていると子供っぽく見えてしまいますので、なかなか着こなしがは難しいでしょう。
耳は全部もしくは下半分を見せるようにしておくと、あまり深くなりすぎないくらいで被れるのでおすすめです。
ここ最近の着こなしとして、ニット帽の裾部分を折り返すリブ部分が太めのものを浅くかぶるというやり方があります。
リブが太めの帽子を浅く被ると顔全体がすっきりと見えるので、ヌケ感を出すのに最適です。
ややハードなミリタリーウェアも、ニット帽を浅めにかぶることでカジュアルさが出るのでおすすめとなります。